
子供の脳(0~10歳まで)
子供の脳は覚えるのも速いですが、忘れのも速いのが残念なところ。私と同じころに帰国した友達は1年後には英語を忘れたという人も何人もいました。私の母は忘れないように帰国子女用のクラスに週1通わせていましたが、これが苦痛でしたが、今思えばよかったのかもしれません。
子供の脳は10歳前後で変わります。毎日話している言語をほぼ習得した頃でもあるため、新しい音を即座に真似できなくなってきます。
その証拠として兄弟で英語を教えていると下の子供の方がすぐに、しかも正確に発音できることがほとんどです。
子供はあまり深く考えていません。言われるがままやっています。とにかく言われたことを言ってみる、それで自然と覚える、の繰り返しです。
皆さまはもうお忘れと思いますが、幼児は聞いてきた言葉を自分でも言おうとしています。日本語でも英語でもどのような言語でも10歳前に覚えると発音が良いと言われるのが脳が新しい音を真似るのが上手いからです。
私は4歳から8歳までアメリカで幼稚園から小学2年まで通いました。帰国子女のため発音はネイティブですが、英語の発音がちょうど10歳前後で言いにくくなったと感じた時期があります。これはまさに脳が変化しているからです。今まで簡単に言えていたLとRが混ざった単語の発音がおかしい。子供ながら「あれ???言いにくいのはどうして?」と思った記憶が鮮明にあります。
子供は言語を習う時に文法など関係なしです。片っ端から覚えていきます。それが10歳前の言語の習い方です。
10歳以降の脳
個人差もありますが、10歳を超えて中学生になると脳も大人の仲間入り。英語だけの世界に飛び込めないため、体系的に文法の知識を混ぜながら習うのが普通です。その方が間違えても理由がわかるようになります。日本語のように感覚的に言い間違えたと分かるのがベストですが、暗記と文法習得の同時進行が効率的です。科目として英語はとても重要です。試験問題に正解するためには文法の理解は大事です。
大人は繰り返し言う練習が大事です。なかなか独学では声に出す練習はできません。でも会話をしてこその英語です。文章を頭の中で作文しなくても自然と出てくるくらいになるように繰り返し言う練習をしましょう。
単語だけ覚える受験勉強をやった人が多いかと思います。正直言って、会話力には全く貢献しません。名詞だけはその方法で覚えて、名詞以外は文章で覚えてください。
またインターネットで聞くことが簡単になった世の中です。少しでも多く英語に触れる生活ができます。
60歳を過ぎても何歳になっても脳は新しい事を覚えることができます。覚えにくくなるのは仕方ないですが、努力を続けることで脳は若く維持できます。「もう年だから」という人は要注意です。
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